そこはかとなく

グループホームについて

これまで、当法人のグループホームは民間のアパートやマンションを借りて設置してきましたが、昨年からの消防法の改正に伴って、アパートやマンションを借りての設置ができなくなってしまいました。

町の中のアパートやマンションに住むということは、様々な方々と一緒に暮らすことですから、共同生活のルールやマナーをきちんと理解して守らなければなりません。まさに、一市民としての暮らしがそこに生まれてきます。ご近所の方への挨拶や、ごみ出しのルールなど、当たり前のことも含めて町の中での暮らしを学ぶことができ、やがては一人暮らしに移るトレーニングにもなります。その意味でもアパートやマンションを借りてのグループホームを進めてきましたが、もはや叶わなくなり、いよいよグループホームの建設ということになりました。

12月15日、大安の月曜日に、地鎮祭を行って、10人、入居のグループホームを建てることになりました。完成は来年の6月の予定です。

本来、グループホームの目的は、街の中で、ハンディキャップはあるけれど、一市民として暮らすことのはずです。もちろんすべてを自分の力でというのは難しいので、すべてのグループホームには専従の世話人さんが付いていますし、本体施設のバックアップも必須です。その中での一人一人の成長も多くみられてきました。

既存のグループホームがなくなるわけではありませんが、これからは、少人数でのグループホームの設置は困難になって、10人規模で建てていくことになってしまうと、入所施設とどこが違うのか、同じような状態になってしまうような気がしてなりません。

何故か、新しいグループホームの建設の心躍りよりも、どこか鬱々とした気持ちのほうが勝っているように思います。